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1970年、中央大学法学部卒業後、当時クラシック音楽家の最大手招聘会社、新術家協会に入社、ウィーン・フィル（アバド）、ベルリン・フィル（カラヤン）、レニングラード・フィル（ムラヴィンスキー）、シカゴ交響楽団（ショルティ）、フィラデルフィア管弦楽団（オーマンディ）、チェコ・フィル（ノイマン）など、一流のオーケストラ、スヴャトスラフ・リヒテル、ウィルヘルム・ケンプ、アイザック・スターン、マウリツィオ・ポリーニ等　巨匠の企画・招聘に携わる。又、同社では旧ソ連の三大バレエを招聘（キーロフ・バレエ/現マリインスキー・バレエ、ボリショイ・バレエ、キエフ・バレエ/現ウクライナ・バレエ）。‘80年まで、ほぼ毎年来日公演を実現した。

1982年、株式会社日本アーティストを設立、ロンドン交響楽団、プラハ放送交響楽団などオーケストラ招聘の他、ルドルフ・ヌレエフ、マヤ・プリセツカヤ等　バレエダンサーの招聘。北朝鮮による拉致被害者の為のチャリティコンサート、リヒテル追悼演奏会などを開催、又広島県の委託を受けた広島アーチ平和コンサート クラシック部門プロデュース、 全国伊達クラシックバレエ・コンペティション運営委員長、（一社）クラシック音楽事業協会理事などを務める。 内外の優れたクラシック音楽家の招聘、コンサートやバレエ公演の企画を通し、芸術がもたらす深い感動を多くの人々に提供している。

招聘・協力アーティスト＊（１９８３－２０２１）

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関連書籍

「新芸とその時代」　　　　野宮珠里著　 人文書院

日本の敗戦、その後の高度経済成長と音楽需要の高まりのなかで、カラヤン、リヒテル、ベーム、イヴェット・ジロー、ムラヴィンスキー、など一流芸術家たちの熱い舞台と息遣いを届け、日本のクラシック界をリードした音楽事務所「新芸術家協会」。ソ連やヨーロッパから一流アーティストを招聘するだけではなく、日本の芸術家も世界に送り出した新芸は、どのようにネットワークを築いていったのか。ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、大阪万博でのボリショイ・オペラなどの公演を手がけ、さらには、冷戦、亡命、ＫＧＢ、北朝鮮出身のエージェントなど国際関係とも無関係ではなかった。驚きの裏話や真実が、関係者への丹念なインタビューによって明らかとなる。

「リヒテルと私」　　　　　河島みどり著　　草思社

「ムラヴィンスキーと私」　河島みどり著　　草思社